離れていても

君のしあわせを願っています
空が微笑むから

君は薄着で僕ははらはら
雨上がりの空の虹は鮮やかで
そこから現れる君は艶やかで

それをみた僕は軽やかに走る

もちろん君の元に
君の元にだけ

たったそれだけでいい
君の心が波を起こすんだ

空気を伝って僕に届くんだ
おかあさんのぬくもりをそっとだきしめて

眠る君に、穏やかな時間を運ぶ優しいうたを
沈黙に君の息遣い

触れられなくとも波を伝ってやってくる微熱
君はただ眠ってくれればいい

僕の横で、ただ優しい風と少しのぬくもりを
貴方を想う今日は消えることはないわ

ねえ。そうでしょう?
なんだかんだいいつつ

一緒にいてくれる優しさが好きだったりする
君と眺めた遠くの山に朝日が昇り

君と語った遠くの未来に光がさして
サンタさんの魔法がとけるころには

君にはもっと素敵な贈り物が
星々の煌く空の中でもほら、すぐ見つかるんだ

だから、どんな人ごみの中で迷ってもきっと見つけるよ
大地には白い絨毯ひいて、手には赤いリボンを持って

天使のように微笑む君を迎えようか
あなたが毎年届けてくれるぬくもりは

くつしたから溢れて部屋中をあたためる暖炉に
僕の音が君に、君の音が僕に響いて

僕らの中に流れる優しいメロディ
あの時、君がそこにいてくれたから

自分の音色を初めて知ることができたんだ
君の鼓動を僕の鼓動が追いかけて
祈るのは君のいる空にだけ

贈物

2005年11月24日 木漏れ日の向こう
リボンをほどいた瞬間

君が溢れ出す予感がした

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