雨上がりの空の虹は鮮やかで
そこから現れる君は艶やかで
それをみた僕は軽やかに走る
もちろん君の元に
おかあさんのぬくもりをそっとだきしめて
眠る君に、穏やかな時間を運ぶ優しいうたを
沈黙に君の息遣い
触れられなくとも波を伝ってやってくる微熱
君はただ眠ってくれればいい
僕の横で、ただ優しい風と少しのぬくもりを
貴方を想う今日は消えることはないわ
ねえ。そうでしょう?
なんだかんだいいつつ
一緒にいてくれる優しさが好きだったりする
君と眺めた遠くの山に朝日が昇り
君と語った遠くの未来に光がさして
サンタさんの魔法がとけるころには
君にはもっと素敵な贈り物が
星々の煌く空の中でもほら、すぐ見つかるんだ
だから、どんな人ごみの中で迷ってもきっと見つけるよ
大地には白い絨毯ひいて、手には赤いリボンを持って
天使のように微笑む君を迎えようか
あなたが毎年届けてくれるぬくもりは
くつしたから溢れて部屋中をあたためる暖炉に
僕の音が君に、君の音が僕に響いて
僕らの中に流れる優しいメロディ
あの時、君がそこにいてくれたから
自分の音色を初めて知ることができたんだ
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