貴方がやさしく笑うから
いたい
いたい
居たい
肩に背負った矢をつがえ放とうと思った
いたい
いたい
射たい
放てば、戻れないとしっていた
いたい
いたい
痛い
中れば、啼くのは僕だった
いたい
いたい
いたい
射抜かれころがり貴方の元へ
だけど貴方は拾わない
だけど僕はもう拾えない
はるか昔
紅い実は、偉大な力を証明したとかしないとか
そして今
紅い実は、僕らの距離を証明したとかしないとか
いたい、いたい、痛い
落ちた鳥は啼きつづけるだろう、嗄れるまで
落ちた実はありつづけるだろう、朽ちるまで
だけど
貴方はきづかない
きづかない?
落ちた鳥も、紅い実も
土に還るそのひまで
貴方はただただ笑うだけ
そして僕に残されたのは、
「いたい」だけ
いたい
いたい
居たい
肩に背負った矢をつがえ放とうと思った
いたい
いたい
射たい
放てば、戻れないとしっていた
いたい
いたい
痛い
中れば、啼くのは僕だった
いたい
いたい
いたい
射抜かれころがり貴方の元へ
だけど貴方は拾わない
だけど僕はもう拾えない
はるか昔
紅い実は、偉大な力を証明したとかしないとか
そして今
紅い実は、僕らの距離を証明したとかしないとか
いたい、いたい、痛い
落ちた鳥は啼きつづけるだろう、嗄れるまで
落ちた実はありつづけるだろう、朽ちるまで
だけど
貴方はきづかない
きづかない?
落ちた鳥も、紅い実も
土に還るそのひまで
貴方はただただ笑うだけ
そして僕に残されたのは、
「いたい」だけ
紅い紅い大海
さらさらとした白砂
甘い甘い思い出
黄色い声をあげていたあの頃
ほんのり苦い君の香に
包まれてみたいと願った
あの海で浮かぶ日を
何度も夢見た
ただ甘酸っぱい
檸檬色の僕
さらさらとした白砂
甘い甘い思い出
黄色い声をあげていたあの頃
ほんのり苦い君の香に
包まれてみたいと願った
あの海で浮かぶ日を
何度も夢見た
ただ甘酸っぱい
檸檬色の僕
手紙は届いたでしょうか
貴方は読んでいるのでしょうか
私に知る術はありません
もしかしたら
知ることも必要ではないのかもしれません
私はペンしか手に取れず
私には貴方の手をとることは叶わないのです
手紙は届いたでしょうか
貴方は読んでいるのでしょうか
答えのないつぶやきを風にのせ
今日も私は書くのでしょう
愛しい貴方へ…
貴方は読んでいるのでしょうか
私に知る術はありません
もしかしたら
知ることも必要ではないのかもしれません
私はペンしか手に取れず
私には貴方の手をとることは叶わないのです
手紙は届いたでしょうか
貴方は読んでいるのでしょうか
答えのないつぶやきを風にのせ
今日も私は書くのでしょう
愛しい貴方へ…
僕らの間にことばはなかった
今日の天気がどうだという世間話も
今日の服かわいいねというほめことばも
君が大好きだよという囁きさえも
僕らは必要としなかった
音の波が空気を伝うより早く
感情の渦は僕らを取り巻いて
溺れるように
飲み込まれるように
僕らは黙って唇を重ねた
体がとけてしまいそうな微熱は
僕の、そして君のことばだった
僕らの間にことばはなかった
大好きだよという囁きさえも
霧深い山の中
発する声はこだまになって
自分の元に返ってくる
わかっていて生み出すことはできなかった
僕らは黙ってぬくもりを求めた
体に染みいるような微熱は
僕の、そして君の不安だった
今日の天気がどうだという世間話も
今日の服かわいいねというほめことばも
君が大好きだよという囁きさえも
僕らは必要としなかった
音の波が空気を伝うより早く
感情の渦は僕らを取り巻いて
溺れるように
飲み込まれるように
僕らは黙って唇を重ねた
体がとけてしまいそうな微熱は
僕の、そして君のことばだった
僕らの間にことばはなかった
大好きだよという囁きさえも
霧深い山の中
発する声はこだまになって
自分の元に返ってくる
わかっていて生み出すことはできなかった
僕らは黙ってぬくもりを求めた
体に染みいるような微熱は
僕の、そして君の不安だった
薄い灰色の空が
ぼんやり白い月を隠し
明け方の冷たい空気が僕を切り裂いていった
濃い茜色の空が
鮮やかな夕日を抱え込んで
夕暮れの黒い影が僕に染み込んでいった
とどまることのない空に
形ないものに
いつかこの身が吸い込まれてしまうと
そう思った
だから
青い青い空色のサングラスをかけた
見上げれば青い空
いつでも青い空が映る
移り行くものが見えなくなった
愁うことはなくなった
いつでも青い空が映る
いつでも青い空しか映らない
そして
一粒の雨が僕の頬を伝った
ぼんやり白い月を隠し
明け方の冷たい空気が僕を切り裂いていった
濃い茜色の空が
鮮やかな夕日を抱え込んで
夕暮れの黒い影が僕に染み込んでいった
とどまることのない空に
形ないものに
いつかこの身が吸い込まれてしまうと
そう思った
だから
青い青い空色のサングラスをかけた
見上げれば青い空
いつでも青い空が映る
移り行くものが見えなくなった
愁うことはなくなった
いつでも青い空が映る
いつでも青い空しか映らない
そして
一粒の雨が僕の頬を伝った
くるくるまわる
くるくるまわる
旋律に乗せて
くるくるまわる
ステップ踏むのは上手じゃない
踊らされるのは好きじゃない
いつもの夜の舞踏会
いつもと同じ見世物の僕
くるくるくるくる
くるくるくるくる
明るいシャンデリアと
ガラスの笑顔をまとった僕
くるくるくるくる
くるくるくるくる
どうして
君は来てくれない?
君の手の内で踊りたいのに
くるくるまわる
旋律に乗せて
くるくるまわる
ステップ踏むのは上手じゃない
踊らされるのは好きじゃない
いつもの夜の舞踏会
いつもと同じ見世物の僕
くるくるくるくる
くるくるくるくる
明るいシャンデリアと
ガラスの笑顔をまとった僕
くるくるくるくる
くるくるくるくる
どうして
君は来てくれない?
君の手の内で踊りたいのに
「のどがいたい」
という僕に
君はのどあめをくれたけれど
なめるのが少しこわい
あめが溶けるとともに
君のきまぐれなやさしさで
僕がとけてしまいそうで
という僕に
君はのどあめをくれたけれど
なめるのが少しこわい
あめが溶けるとともに
君のきまぐれなやさしさで
僕がとけてしまいそうで
貴方が私にくれたもの
2005年6月30日 オリオンのみつご貴方にもらったもの
全部捨ててしまおうか
十字のネックレス
くまのぬいぐるみ
ケータイの壁紙も
大好きだった着メロも
全部全部捨ててしまおうか
今日は雨が降りやまない
雫がぽたぽたおちてくる
にごった水に
全部全部流してしまおうか
貴方がくれた
感情さえも
全部捨ててしまおうか
十字のネックレス
くまのぬいぐるみ
ケータイの壁紙も
大好きだった着メロも
全部全部捨ててしまおうか
今日は雨が降りやまない
雫がぽたぽたおちてくる
にごった水に
全部全部流してしまおうか
貴方がくれた
感情さえも
もし、君に声をかけなければ
僕は君を失いはしなかった?
君を得ることも叶わなかっただろうけど
得なければ失うことも無く
苦しみはなかったか
後悔もしなかったか
否
それはそれで
持っていないものに恋焦がれ
身を焼いていたのだろう
僕は君を失いはしなかった?
君を得ることも叶わなかっただろうけど
得なければ失うことも無く
苦しみはなかったか
後悔もしなかったか
否
それはそれで
持っていないものに恋焦がれ
身を焼いていたのだろう
さがしものはなんですか?
2005年6月13日 オリオンのみつご君がよろこんでくれるなら
地の果てまで
探しに行くよ
氷のお城
君が探しているのなら
海の底まで
もぐってみつけだそう
竜宮城
だけど
君が何を求めているのか
僕にはさっぱりわからなくて
わからないから
ここから一歩も動けない
地の果てまで
探しに行くよ
氷のお城
君が探しているのなら
海の底まで
もぐってみつけだそう
竜宮城
だけど
君が何を求めているのか
僕にはさっぱりわからなくて
わからないから
ここから一歩も動けない
君が笑う
僕は君の笑顔をみるのが好きだ
君が笑う瞬間にたちあえる
至福の時
ほんとは穴があくほど見つめていたい
けれどそれは叶わない
君に悟られてはいけないのだ
君の笑顔を守るため
君を壊れるほど抱きしめたいこの感情
僕は無害だとさりげなく
今日も僕は目をそらす
僕は君の笑顔をみるのが好きだ
君が笑う瞬間にたちあえる
至福の時
ほんとは穴があくほど見つめていたい
けれどそれは叶わない
君に悟られてはいけないのだ
君の笑顔を守るため
君を壊れるほど抱きしめたいこの感情
僕は無害だとさりげなく
今日も僕は目をそらす